東大寺二月堂お水取り  2009年3月2日

東大寺二月堂修二会(しゅにえ)

 この行法は東大寺の二月堂の本尊、十一面観音に、
僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、
代苦者、すなわち一般の人々に代わって苦行を引き受ける者となり、
苦行を実践し、国家安泰等を祈る祈願法要です。

 俗にお水取りとよばれ、
、開行以来一度も欠かされたことがない行法「不退の行法」です。
この行法は、もともとは旧暦の2月1日から2月14日まで行われていた行事で、
2月に修する法会として「修二会」といいます。
現在は太陽暦を採用して、3月1日から3月14日まで二月堂で行なわれている。

お水取り本番の12日は一方通行となるほどの混雑が言われています、
比較的人の少ない平日の2日に出かけ
奈良公園の梅林に寄ったり、博物館に寄り常設の仏像を真近で見たりして日が暮れるのを待ちました。
6時前に2月堂に行くともうお堂の真下で待っている人もいます。
始まるのが7時からです、6時半まではお堂の上にも上がれます。


行に向かう練行衆を導く10本の松明が童子によって舞台で振られます
ぼつぼつ人が集まっています。

3脚は警備員さんが写っている居る横のスペースでしか使えません。
もう何人もの人が3脚立てて準備していました。
この回廊を火を点けた松明を持った童子が登ります。
明日から使われる松明が作られるのでしょうか?
今日の分の松明でしょうか?

終わった後は水に濡れた松明が掛けてありました。
6時半までは舞台にも上がれます。
東大寺、大仏殿。
6時半になったら舞台からは下ろされます。

中に残っている人はロープが張られその中から近くで見ることもできます。

初めてですので下から見ようと降りました、次回はここから見てみたいです。
だんだんと人も集まりだします。
20分ほどで終わります、
滑らないように気を付けて下さいとの放送が繰り返されています。




デジカメでは撮れず、携帯電話のカメラで撮りました。